弘法大師が開いたものと伝えられるものに四国88ヶ所の霊場があります。この大師の遺跡を巡拝して歩くのが、"四国遍路"です。 そしてこの寺々を巡るお遍路さんたちはいまもって弘法大師は、この四国の海辺を、野や山を旅し続けているということを信じて疑わない。つまり同行二人、いつも大師さまと一緒だという信仰が、四国遍路の基盤となっているのです。

弘法寺は大師さまによって建てられたと言われ、高野山真言宗に付属している大覚寺の系列で、1100年の歴史あるお寺です。本尊は弘法大師座像で、両側に大日如来、多聞天、弥勒菩薩、不動尊等が安置されています。法印堂には地元で生まれて、行者で有名な法印さまが祀られていて、地蔵尊、如意輪観音、四天王、稲荷神、佐倉宗五郎掛軸等が安置されています。


すぐ近くには四国88ヶ所第23番薬王寺があります。昔、前代住職が薬王寺を兼務していましたこともあり、弘法寺とは深い縁関係が続いています。いつもたくさんの巡礼者が訪れていて、四国曼荼羅霊場第84番札所である弘法寺にもその流れで多くの参詣者が往き来しています。


そして背後には小池山はじめ、緑豊かな環境に恵まれ、すぐ眼の前には太平洋の海原が広がり、海亀の産卵地でも有名な大浜海岸があり、都会では決して味わえない「心のふるさと」がここにあり、さざ波の音は安住の地を求めた人の心に安らぎを与えてくれます。

◆法印さまのおはなし◆


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「神」と「仏」の力を授かる霊場
わが国の古来の霊場は全て神と仏を共に礼拝しておりました。しかし、今日、神仏合体の霊場は「四国曼荼羅霊場」ただ1つです。霊場の原点に返り、そして明日の二十一世紀をみつめる霊場。それが「四国曼荼羅霊場」です。

「知恵」「愛情」「和合」「創造」「感喜」=マンダラ
四国曼荼羅霊場は五部で構成されています。知恵をおこし(地)、愛情をはぐくみ(水)、その愛が和合し(火)、新しい創造を生み(風)、そして感喜の世界(空)に至る。曼荼羅霊場を巡礼する事により、あなたは地・水・火・風・空の過程を経て、スーパーパワー(マンダラ)を得ることが出来る。あなたは釈尊と弘法大師と、はたまた天照大神と・・・・一体になれるのです。

人類の「愛」と「平和」を求める霊場
このマンダラ思想が全世界に広がり、全ての生きとし生ける物が「愛」を生み、全ての生きとし生ける物が力を合わせ、世界平和に貢献できます事を、四国曼荼羅霊場会は、最終の目的としております。
「宇宙は一つ。愛は宇宙をひらく」